東播珠算連盟は、「習い事なら はじめは そろばん」を合言葉に、高砂・加古川・明石・播磨町を中心とした、珠算教育を応援する団体です。

「計算力」はもちろん、「あんざん力」も身に付くのが「そろばん学習」の魅力でしょう。算数や数学の学力ＵＰの土台となるのは、やはり「計算力」です。計算（暗算）が速く正確にできると、学校の授業で自信と余裕が生まれます。

あらゆる活動を成し遂げるうえで欠かせないものの一つに、「集中力」があげられます。制限時間の中で神経を集中させて全力で問題に取り組む、その作業を繰り返し行うことで、日常生活だけでは決して身につくことのない力を養えます。

スピード重視の時代とはいえ、何事も一朝一夕には結果は表れません。脳をフル回転させ何十、何百と繰り返し計算していく珠算学習は、高次元での集中力の持続と精神力が必要となるため、おのずと困難を乗り越えていく我慢強い力が身につきます。

実社会に出ると、教科書や買い物などで目にしていた身近な数字だけでなく、仕事によっては０．０００･･･のようなミクロの数から、何千万、何億･･･といった大きな桁（金額）まで扱うこともあります。幼いころから数字に慣れ親しんで培った「計数感覚」は、将来どの分野でも必ず役に立つことでしょう。

「読み上げ算」は高速で読み上げられた数字を聞き取り、「フラッシュ暗算」はＰＣ画面に次々と現れる数字を見て計算します。いずれも瞬時に数字を聞き（読み）取る訓練で、特に珠算式暗算は右脳を使うことで発想が豊かになり、イメージ力やヒラメキ力をＵＰさせます。

年齢や学校の違う子どもたちが一緒にお稽古することで、お互いに協調し切磋琢磨し合いながらコミュニケーション力を高められます。また検定試験や競技会を通して成功や失敗を数多く経験していくことで、人間味あふれる豊かな感性を育みます。